ぶらぶらヴィーノ

イタリア語でおしゃべり「ぺちゃくちゃ」の部分を bla bla…(ぶらぶら) っていいます。 ワインのお話、ブラブラしましょ。

カジュアルだけど本格派「e' qui」

久しぶりにJR浜松町駅に降りたってビックリ。
かっちょいいビルがいっぱい建ってる!
3年前、この近くで働いていたときは
トタンで囲われた原っぱがそこらじゅう
ビローンと広がってたのに。
でも、こんなに海側に高層建築作っちゃって、
夏の都内の風通しはだいじょうぶなのかな?余計なお世話?


この日は駅近くの「e' qui(エクイ)」という
トラットリアで働いている友人シェフ、フェデリコ
(日本人だけど)のお料理を食べにいきました。
だれかの家のダイニングみたいなカジュアルなお店です。


お料理は1品が1,000円前後くらいのお手頃価格。
でもイタリアはシエナで長年修業したフェデリコの腕は本物です。


気軽なイタリアンの店ではたまに、しょうゆドレッシング使ってたり
パスタに明太子混ぜたり、和洋折衷なアレンジをしてたりする。
あれはあれでおいしいのもあるけど、
それってほとんど和食だよ、と私は思う。
イタリア料理食べたいとき、和テイスト混じりのそういうのが出てくると
「ちっがーう!」と叫びたくなります。
(頼まなきゃいいんだけどね)


でもフェデリコは違うのだ。
そういうハンパなアレンジはなし、
正攻法のイタリア料理を食べさせてくれるのです。
しかも、そんなに高くない。
でもこの浜松町って、何かのついでに来るってことがないし
通勤路からも遠いので
なかなか頻繁に行けないのが残念。


ところでこの「エ・クイ」、
トイレの壁にもイタリアの新聞や雑誌の切り抜きが
いっぱい貼ってあってカワイイんだけど、
なぜトイレだけ、ラジオをつけているんだろうか?
こんど行ったら聞いてみよう。
  1. 2007/02/22(木) 17:51:36|
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略奪という名のレストラン

何年も前に、IBMのコンピューター「ディープブルー」が
チェスの世界チャンピオンに勝ったという
ニュースについて、脳学者、茂木健一郎氏が
「脳の中の人生」とう著書の中で触れていました。


ディープブルーが優秀といっても、
入力されたデータやプログラムに基づいてしか判断できない。
でも、人間の知性はそうではなく、
ルールのきまっていない(正解のない)世界で
その本領が発揮されるもの。
つまり、何気ない会話、思いつきの言葉などに
対応できるのが人間の知性の見せ所、だというのです。


プレゼン下手、会話下手な私は、何かにつけて
その一文を思い出すのですが。


danchuのバックナンバーで
料理が美味しくて、ワインが充実しているという
「イル・サッコマンノ」という店を見つけました。
ほんとうは「エノテカ・ドォーロ」に行こうと思ったのですが
新宿なら通り道で便利なので、新規開拓です。


でもサッコマンノって聞いたことのない単語だったので
辞書で調べてみたら
「強奪、略奪」とありました。


……つまり、ぼったくり?
…ちょっと、ヤな予感。



でも、その予感は店に入った途端的中。早っ。
フロアの方、オーナーのようですがたいへん無愛想。
笑顔もいらっしゃいませもなし。
予約していったのに、招かれざる客か私は?
まあ、笑顔ができない人ってたまにはいる。
サービスマンだと致命傷だけど。
とりあえず、テーブルには案内されました。


ワインの品揃えがこの店の特徴のようで
リストもなかなか充実しています。
danchuの記事でも「ワインは相談するのが得策」とあったので
メインにオーダーした牛の煮込みにあわせるなら
赤だと何がいいかときくと、仏頂面のまま
「赤なら全部合います。」


…取り付く島なしです。



聞き方が漠然としていたかと思い、
「では今日はモンテプルチアーノか
プリミティーボのあたりをいただきたいのですが
おすすめはありますか?」
ときいたら、そんなこと聞かれても困るよと
いわんばかりに冷笑しながら
「どちらでも、お好みを」。


この時点で食欲が完全にゼロになりました。
笑いの使い方もタイミングも完全に間違っています。
同じ事言うにも、言い方があるというもの。
ワインが5種類くらいしかないような
食べたらとっとと出ていかなきゃいけないような
ピッツェリアでも今どきこんな対応はしません。
あの時あまりに呆然としちゃって
その場で出ていくってことすら思い至らなかった私って
ちょっとトロすぎだったかも。


ただ、このフロアの方、一貫して愛想無しとはいえ
セッティングやサーブは素早くて無駄がない。
この道のベテランなのでしょう。
でもすごい気分屋なのか、あるいは先のディープブルーと同じで
入力されたデータ以外のことには対応できないというか
アドリブを要求される会話はムリなのかもしれません。
この日はモンテプルチアーノはプログラミングされて
なかったんでしょう。


そして、出てきたお料理も量もたっぷりめだったし、
お味も悪くありません。
最後はサービスでデザートワインも
出していただきました。
コストパフォーマンスはとてもいいと思います。
ワインの相談さえしなければ、そんなに
問題ないのかもしれません。


でもおいしいイタリアンなんて、いまや東京には
星の数ほどあるわけで。


それに何しろ、ここはその名の通り、肝心の食欲が
略奪される店ですから、
もう2度と足を踏み入れることはないでしょうね。



  1. 2007/02/18(日) 16:05:49|
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リピート決定「エノテカ・ドォーロ」

最近、田村正和が出演している豊洲の不動産の
TVCMが気になります。


田村正和の手にはシャンパングラス。
でもそのグラスの中の液体に泡がたってません。
気が抜けちゃったのかな?
なんか、ビミョーに美味しくなさそうで。


CMの雰囲気的にゴージャス感を出そうとしているので
中身はシャンパーニュという設定なんだろうけど
注いだシャンパーニュ(代替発泡飲料だとしても)の
気が収録前に抜けちゃったのか。
最初から、無発泡の液体を入れてただけなのか。
悩むほど、不味そうに思えてくる。
でもハイビジョンのテレビだと、泡が見えるのかな?


でもあれはシャンパーニュのCMじゃないから
そんなこと気にしてるのは私だけでしょうけど。


さて最近行ってよかったトラットリア。
半蔵門の「エノテカ・ドォーロ」。


ここはイタリアワインの品揃えが都内随一だそうです。
とにかく北から南からいっぱいある。
リスト見てると、目がキラキラしてきちゃう。
イタリアだって、こんなにワインが揃ってる
トラットリアはそうそうないんじゃないかな。
何しろむこうは、地元の酒しか置かないところが多いし。
(でもその地酒ってのがまたすごい種類豊富なんだけど)


しかも、値付けも良心的。無駄に高いものはありません。
ワインリストは、1本1本しっかり説明が書かれていて
好きな人はじっくり読んで選べばいいし
そんなのめんどくさいって人は、カメリエーレが
気軽に相談にのってくれます。
フロアの方々、皆感じがいいし、
お若いのに、知識もしっかりお持ちのようです。


今回は、サンジョヴェーゼはパスして、コレ。
☆モンテブルーナ2004 バルベーラ・ダスティ ブライーダ
ブライーダ


バルベーラ100%。
これ、不思議な美味しさでした。
タンニン、酸とも存在感があって、黒い果実の迫力があって
それがすべて渾然一体。
若いヴィンテージなのに、すっごくまろやか!
ヤクルトとか、そういう乳酸菌飲料を彷彿とさせます。
ただ、香りがほとんど感じられない。
アルコールの香りしかしません。
熟成させると、また違うのかな。
バルベーラ、未知の世界でしたが、
興味が湧いてきました。


帰り際、このワインのエチケッタをいただいたら
店員さんが、台紙の裏に作り手の説明を
細かく書いてくださっていて大感激。
ブライーダ社のように、多彩にバルベーラを造れる
カンティーナはないのだとか。


ピッツェリアの系列店を持つエノテカだけあって
ピッツァ、お料理の美味しさは格別だし、
現地の生ハムやチーズもいろいろあるし
そんなに高くないし、
この店が家の近所じゃなくてよかった。
だって、近くだったら、毎日通っちゃいそうですから。
  1. 2007/02/18(日) 14:07:18|
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サンジョベーゼ連発

種田山頭火の句に
「分け入っても分け入っても青い山」
というのがあるけど、それなら私の場合は

「飲んでも飲んでもサンジョベーゼ」

といえます。最近はとくに。


先日土浦鈴木屋のHPで
「ナンバーワントスカーナ3本セット10,000円」
ってのを購入してみました。
代金を振込んだ翌日さっそく到着。
対応は迅速だし、ボトルの裏のラベルにはワインの説明が
書かれているし、土浦鈴木屋、とっても好印象です。
お店のワイン愛を感じます。

3本のうち2本は開栓済。


☆ポッジョ・アイ・キアーリ1998 サンムスティオーラ
pojjo

サンジョベーゼ100%。
色調は明るめガーネットにオレンジの反射。
ちょっと金属っぽさもあったけど
基本的にラズベリー、チェリー、いちごとかの
赤いフルーツがどっさり。
しっかりした骨格、タンニンはなめらかで
生まれ育ちはいいけど、ちょっとやんちゃなお嬢様を
思わせる味わいです。
他のヴィンテージも味わってみたい、大当たりワインでした。


☆ヴィーニャアルタ1998 バディア・ディ・モローナ
badia

ガーネットだけれど、もっと暗めの色。
ゴムっぽい香りが気になりましたが
ジャムとか、ドライプルーンとか、果実味は凝縮。
溶けたタンニンと酸のバランスはよく、
まあとにかくボディはとっても豊満、
たとえばモニカ・ベルッチ的な、いやどっちかというと
地中海系肉体自慢美女な感じかな。
アルコールは14度、甘味もかなり強いので
肴無しでは、何杯も飲むのはキビシいです。
「ビステッカ・フィオレンティーナ」とか
「トリッパの煮込み」とかご当地のお料理と合わせて
いただくのがベストかもしれません。


セットの残りの1本はまだ飲んでいないけれど
2本ともとても個性的で美味しかったので
かなりお得なんじゃないかな。送料も無料だし。
いいぞ土浦鈴木屋!


さてこちらは知人にふるまっていただいたトスカーナ。

☆ア・シリオ1999 サンジェルバジオ
silio

香りはサンジョヴェーゼならではのすみれと革。
革といっても、なんかこう新しいバッグみたいな、うっとり系アロマ。
骨格、バランスもよく、果実味も豊かですが
上2本の奔放さとは違う、抑制を効かせたエレガンスを感じます。
(いやもちろん上2本だって品は良いけど、タイプが別というか)


もうこうなったら、徹底的にトスカーナを究めてやる!
とも思わなくもないけど、それはデカすぎる野望だし
ピエモンテもシチリアも興味津々なので
たまに浮気もしないとね。
  1. 2007/02/17(土) 23:28:52|
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サッカー場でワイン。

娯楽でありデトックスであり、芸術であり哲学であり
愛すること許すこと、憎むことあきらめることを覚えたり。
サッカーの試合の90分にはあらゆることがギュウ詰めだ。
私にとってワインと同じくらい大切なもの。


とか書いておきながら、昨年はあんまり
スタジアムで観戦しなかったんだけど
我らが横浜・F・マリノスのファン感謝デーで
みなとみらいに完成した「マリノスタウン」を
お披露目してくれるというので
喜びいさんで見学に行きました。
お客とクラブがこんなふうにコミニュケーション
とれるのは、Jリーグならではだよね。
セリエAのチームはこういうの難しいだろうし。


さてマリノスタウンてのはクラブハウス、練習場、
グッズショップとかレストランとかの複合施設。

マリノスタウン


潮の香りが漂うピッチ、Vをかたどったクラブハウス
チョーかっこいい。
見学者用のスタンドには屋根もある!
これ欲しかったのよねー。不意の雨や直射日光は
女子にはツライものね。


しかし何より私が感動したのは、
ピッチに隣接してイタリアンレストランがあるという点。
つまりこれはチームの練習を見ながら
ワインが飲めちゃうってことですよ。
いやーなんたる贅沢よ!
でも練習ってたいがい午前中なので、
その場合朝酒になっちゃうね。
ま、こっちとしては一向にかまいませんがね。


その天国のようなレストランの名は「IVI」。
ブルーと白で統一されてて、とってもモダンな感じ。
「レストラン」とはいえカジュアル系のようで
ワインリストもお気軽系だけど、わるくはないんじゃないかな。
まだ入っていないので、細かいことはよくわからないけど
お料理が美味しいことを願います。
もちろん、マリノスの今年の優勝も。


ホームページをみたら2月14日のディナーでは
グラウンドから花火を打ち上げるって記事が!
これはまたロマンティコな夜になりそうですよ。
横浜に引っ越したい、今日この頃です。

IVI

  1. 2007/02/03(土) 22:14:05|
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プロフィール

Author:エトナ
イタリアワインが好き。
ピノ・ノワールが好き。
おいしいワインは何でも好き。

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